佐野研二郎氏のパクリ疑惑 (３)
エンブレム 選考過程公表について
委員会が、選考過程を「公表しない」と言っていたのもよくわかる。
佐野氏一人だけを脇に呼んで修正させる、という不公平さを自ら認識していたからだ。
しかし、ベルギーの劇場側が強行なためパクリではないことを示すために「背に腹は代えられず」当初案と選考過程を公表せざるをを得なくなった。
確かに、これで、少なくとも当初案はパクっていなかったことの証明にはなった。
しかし、この選考過程の公表が、今度は元々あった談合疑惑に「確固たる証拠」を与えることになってしまったのだ。
このへんの経緯については昨日のブログに書いたとおり
佐野研二郎氏のパクリ疑惑 (2) - 永遠の旅人日記
これは、選考委員が最も怖れていたことだ。
佐野氏には、さらに新しいパクリ疑惑も出てきた
新しいパクリ疑惑「エンブレム展示例」
くわしくは下記の記事を読んで欲しいが、要は、佐野氏が作った「エンブレム展示例」もパクリという話だ
一つの展示例は、個人ブログ中の 飛行場の写真の旗の部分だけを自身のエンブレムに置き換え、さらに悪質なことに、もとあったCopyright の文字を消している、という。
今一つは、二枚の写真の「ビル部分」と、「人混み部分（商用に使ってはいけない写真」）を貼り合わせて一枚にし、そこに自身のエンブレムを貼り付けている、ということだ。
おおたBITO 美術館のパクリ疑惑
エンブレムとは直接関係ないが、
佐野氏がデザインした 栃木県の「ＢＩＴＯ太田市美術館」 にも、新しく疑惑が生じている。
アメリカのデザイナーが昔に、dot を図案化したものがこちら
これは、そっくりでないか？
素人の私でも、元のデザインを見せられてこれを元にBITOをデザインしろ、といわれたら、この位は作れるレベルだ。
弁解の余地はあるのだろうか？
結論
佐野氏のエンブレムがベルギーの劇場をパクっているかどうかは別として、彼のエンブレムを公式エンブレムとして使うことは止めるべきだ。
理由は
- 選考過程が不公平。談合の疑惑大
- 佐野氏の作品にバクリ疑惑が多すぎて信用できない
- これだけケチがついて、このまま強行したら、国民感情がシラケる
- オリンピックまでまだ5年ある。スタジアムですら、これから再コンペだ。選考委員を総入れ替えして、デザインの再コンペをやる時間は充分にある。
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後日談
やっぱりね。
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参考にしたサイト
佐野氏がパクったとされる個人のブログ
