永遠の旅人日記

好奇心一杯に生きて来た人生。テーマは、女性用バイアグラから橋下徹まで、かなり広範囲。

大麻(マリファナ)は極悪犯罪か?

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「大麻は極悪」と刷りこまれている日本人

最近の日本人は、政府・マスコミの誘導により、「大麻(マリファナ)は極悪!」ということが刷り込まれているようで、「大麻は、何がいけないの?」という素朴な疑問すら持たない。

世界情勢と極端に離れており、もう一つのガラパゴスのようだ。

マリファナを巡る最近の世界情勢

既に多くの国で大麻を吸うことは、犯罪ではない。
大麻を吸って陶酔状態になるの、酒を飲むのと同じ程度の有害さで、たばこより有害さは低い、という認識だ。


matome.naver.jp


下記の国々では、数gの所持と、公衆の場以外での吸引が認められている。 
家庭での栽培の可否は、国によって異なる。
いずれも、「合法ではないが犯罪でもない」という位置づけで、これは、ちょうど日本における「大人の売春」と同じだ。
売春 OK ? - 永遠の旅人日記 参照

ヨーロッパ での解禁

オランダを皮切りに、

スペインのバルセロナには、大麻の品評、即時販売会まである。浅草寺の「朝顔市」ならぬ、「マリファナ市」だ。
ちなみに、こういう動きを、日本のマスコミは、(政府の意を汲み) 一切報道しない。

米国では

米国では、何十年も前から、合法ではないが黙認みたいな状況だったが、 2014年コロラド州と、ワシントン州では正式に合法化(非犯罪化ではない、合法化だ)された。
オバマ大統領も吸ったことがあると発言しているが、誰も驚かない。常用していたかどうかは別として、誰もが学生時代に何回かは吸っているからだ。

さらに、昨日のウォール・ストリート・ジャーナルに、米国学生の、マリファナ常用がタバコを上回る」と、大きく掲載された。 
グラフを見ると、酒とたばことマリファナが拮抗している。
しかし、日本の新聞・テレビは、これを無視し全く報道しない、と思う。
いかにマスコミが政府と癒着しているか、の一つの証拠だ。

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jp.wsj.com

日本の、ガラパゴス

日本では、吸引した証拠がなくても、保有しているだけで、懲役刑だ。
こんなに厳しいのは、先進諸国 G8の中で、日本だけ。
更に マリファナには著しい薬効があり、マリファナを嗜好品としては認めていなくとも、薬として認めている米国の州は23州もある。日本は薬用としても全く認めていない。

マリファナは、有害か

マリファナの有害度は、酒と同じくらい、タバコより低い というのは、数多くの研究の一致するところ。
だから、各国も解禁に動いている。解禁したことによって大きな問題が起きたとも聞こえてこない。
カンナビスト という団体が、厚生省に開示請求したところ、厚生省にも大麻が著しく有害という資料は全くない ということ判明。
「ダメ。ゼッタイ。」の大麻に関する見解には根拠がない―情報公開請求から明らかに

日本には 大麻取締法 という非常に厳しい法律はあるが、肝心の「大麻が体・精神に有害という根拠はない」という不思議な状態を誰も問題にしない、という不思議な状況が続いている。

日本が何のために、大麻を目の敵にしているのか、良くわからない。

ただ調べていくと、実は大麻は戦前、日本では繊維の原料として広く栽培されており、神社と深く結びついていたものが、戦後のGHQの命令で厳禁になった。
その裏には、化繊を広めたかったロスチャイルド家の暗躍が、ということも、、、
これについてはまた後日。

大麻取締法改正への動き

無害なものを吸引したとして逮捕するのは、憲法違反であるから、大麻取締法を改正すべし、というキャンペーンが始まっています。
皆さんも是非!

www.change.org

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参考にしたサイト

大麻 - Wikipedia


www.taimasou.jp