永遠の旅人日記

好奇心一杯に生きて来た人生。テーマは、女性用バイアグラから橋下徹まで、かなり広範囲。

スイスの楽しみ

ツエルマット

スイスは言うまでもなく美しい国である。
右を見ても左を見ても絵葉書状態だ。
あちこちめぐるのは楽しいが、一箇所でじっくり楽しむのも良い。
昔ツエルマットだけに10日間滞在したことがある。

特に楽しかったのは以下の三つ。

  • トレッキング
  • パラグライダー
  • ヘリコプター観光

トレッキング

スイスは言わずと知れたトレッキング大国。どこでもトレッキングが楽しめる。
ツエルマットは、谷底の街から四方八方の峰に向かって登山電車が伸びているので、一週間居ても毎日別の峰に行ける。
元気ならば行きも帰りも歩けばよいが、ちょっと自信がなければ、上りだけは登山電車で、あとは下り主体のトレッキングを楽しめる。
標識は完備しているし、景色はすばらしい。

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パラグライダー

これがおもしろかった。
私がパラグライダーに乗ったのはあとにも先にもこの一回だけである。
タンデム飛行といって、先生一人と客一人が身体を結びつけて一緒に飛ぶ。
登山電車で山の中腹まで行き、飛び出しは、先生と一緒に坂を全速力で駆け降りる。ふわっ とした感覚とともに空中に浮く。山腹のレストランの上から、客に手を振ったりしながら、気分はすっかりピーターパン。
無重力に近い感覚も楽しめる。
20分ほどで、ツエルマットの原っぱにおりるが、ちょっと他では味わえない気分であった
この時は、78歳の父もタンデムを楽しんだ。最高齢に近かっただろうがその年でも楽しめる遊びだ。
今は、ツェルマットで、パラグライダーはやっていない様だが、グリンデルワルドには沢山ある

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2機が、空高く舞っている

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着地直前

ヘリコプター遊覧飛行

これも面白かった。
ツエルマットといえばマッターホルン。
ヘリコプターは少し氷河を見たあと、まっすぐマッターホルンに向かう。
そして、山肌を少しずつ高度を上げ、頂上の真横まで行くのだ。
途中、山肌にとりついて登山中の人々が見える。思ったよりもたくさんいるのにビックリ。鈴なり状態だった。下記の写真、稜線に小さくアリンコのように見えるのが登山者だ。

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マッターホルンをごく真近に見られて、また頂上の真横まで行けて、とても幸せな気分になったことを20年後の今でも覚えている。
ヘリは5人乗りなので、客が4人集まらないと飛ばないので注意。