永遠の旅人日記

好奇心一杯に生きて来た人生。テーマは、女性用バイアグラから橋下徹まで、かなり広範囲。

京都 の散歩道

はじめに

以前、京都ガイドのアプリを作ろうと、チャリンコで市内を述べ300km位走り回った事がある。その時の経験から。

京の散歩道としては、哲学の道、嵯峨野の竹林の道、がダントツに有名だが、私のお勧めは、、、

山裾の道

特に名前がついていないようなので、私は勝手に「山裾の道」と呼んで気に入っている。

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哲学の道」の100m~200m東側の山裾を哲学の道に平行して歩く散歩道。霊鑑寺~安楽寺法然院~銀閣寺の門前を結ぶ。
道沿いには店もほとんどなく、人通りも少なく、ひっそりとした山寺の雰囲気を楽しめる。
賑やかさが恋しくなったら、どこからでも「哲学の道」に降りていくことができる。

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糺の森(ただすのもり)

下鴨神社の本殿と河井神社の間に広がる原生林。歩くと厳粛な雰囲気に包まれる。都市の真ん中にこのような原生林が残っているのは京都ならでは。
東京ドームの3倍の面積があり、自然の好きなひとには、こたえらないだろう。

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インクライン

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川端通り~府立美術館前~インクラインまで桜並木が続く。桜の時期はもちろんだが、秋、桜の葉の紅葉も美しい。
途中、無鄰菴、市美術館、近代美術館、細見美術館など見所も多い。

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桜の葉の紅葉

インクラインは、明治時代、琵琶湖から京都に水を引く琵琶湖疎水がひかれ、水運が発達したが、発電用を兼ねていたため途中急な部分があった。その間船を台車に乗せて陸上を運ぶために作られた。その痕跡を残すレールが今でも一部残っている。

桜の季節には、人出の多い有名な散歩道ではある。
終点にある、インクラインの、明治時代風な建物と桜の取り合わせが、特に好き。

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半木の道(なからぎのみち)

 鴨川を遡るとYの字型に左右に別れる。その左側(賀茂川)の堤防上にある散歩道。京都府立植物園の西隣。その植物園の中にある「半木神社」の名前に由来している。
 1970年代に京都鴨川ライオンズクラブの手によって多くの紅枝垂桜(べにしだれざくら)が植樹され桜の時期にはライトアップもされ、人気のスポットとなっている。
 春の「枝垂れ桜のトンネル」は格別だが、夏の深緑、秋の紅葉など四季おりおりに楽しめる。

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石塀小路

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祇園のすぐ近く、それなりに知られてはいるが、店も桜もないので祇園のメインストリート花見小路に比べれば、人出は十分の一程度。

ただ、京都のイメージそのままの、板塀と石畳が続き、風情があるので私の好きな場所だ。

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京都、特に祇園の面白いところは、風致条例があるので、外観は普通の格子戸に統一されている。だから、格子戸の奥に何があるか、一見しただけでは分からず秘密めいている。
だが、ガラッと戸を開けると、中は、フランス色満貫の高級フレンチレストランだったりする。
石塀小路にも、入口は格子戸、中は故石原裕次郎さんが設計した赤い絨毯BARで、京大の学生がアルバイトしている、という店が隠れていたりした。

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とにかく、京都は奥が深い。探せばいろいろな魅力があるのが魅力。

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